もっと北勢線

北勢線の車両には、昔ながらの貴重な構造など、様々な魅力が今も引き継がれています。

少しマニアックな知識で、もっと北勢線を知ってください。

連接台車

200系 K77編成の図
200系 (K77編成)

連結器を持たずに、台車で車両を連結する特殊な構造(連接台車) を持つ非常に珍しい車両です。この構造は、他の鉄道で採用されていますが、国内の特殊狭軌で現存しているのはこの車両のみで、とても貴重な存在です。

1964年(昭和39年) に三重線(現在の近鉄湯の山線) から移籍してきました。

北勢線開業100周年を記念して旧北勢線カラーに塗装されました。

一般的な連結の写真

一般的な連結

200系の連結の写真

車両と車両を台車で連結する200系の連結台車

車両内の写真

車両内(平らな連結部)

連接台車の写真

連接台車

連接台車の下部からの写真

連接台車(車両下部から)

吊り掛け駆動方式

「吊り掛け駆動方式」は、動力を直接車軸に伝えるため、モーターが車軸に直接吊り掛けられている構造となっています。

昔は多くの鉄道車両が取り入れた方式でしたが、現在では「カルダン駆動方式」が多くなり、現存する例が少なくなった駆動方式です。

単純で古典的な方式ですが、最小限の構成であるため、スペースに制限のあるナローゲージ鉄道では使用しやすい方式です。

現代の鉄道車両に比べ、走り出しの振動や走行音も大きいですが「昔ながらの電車の音」を今でも味わうことができます。

台車をはずした状態の写真1
台車をはずした状態の写真2

台車を外した状態 車輪の間にモーターが吊り掛けてあります。

吊り掛け駆動方式の図
カルダン駆動方式の図

「吊り掛け駆動方式」とは、上図左のように主電動機の一端が車軸に乗って、他端は台車枠に乗せた構造をしています。

この「吊り掛け駆動方式」の保守には、部品の微妙な寸法管理と製作技術などが必要であり、作業に熟練を要します。

今では少なくなった貴重な「掛け掛け駆動方式」を引き継いでいくためには、熟練した作業員の確保や技術の伝承が課題となっています。

北勢線 必見ポイント

北大社車両区の写真1

北大社車両区

北勢線車両の点検や整備を行なう車両の心臓部です。(通常、一般の方の入場はできませんが、イベントなどで一般公開する場合もあります。)

北大社車両区の写真2

曲線半径最小ポイント

楚原駅下車徒歩約20分のところにある八幡神社付近は線路の曲線半径が北勢線最小です。

曲線半径最小ポイントの写真

急勾配最大ポイント

楚原駅の東付近は北勢線一の急勾配ポイントです。

スプリングポイント

北勢線には2 線化されている駅が7つあります。

そのうち「馬道」、「在良」、「七和」、「楚原」の4駅には、分岐のポイント部分にある可動式のレール(トングレール)を列車の車輪が押し進めてポイントを切り替えるスプリングポイント(発条転轍機)が設置してあります。

なお、通過後は、スプリングと油緩衝器により自動で定位置に戻ります。「東員」、「大泉」、「阿下喜」の3駅は電気制御によりポイントを切り替える電気転轍機が設置されています。

北勢線車両編成

車両編成図式

車両の製造年月日

271S52.10146S36.10171S52.10
272S52.10147S37.10172S52.10
273S52.10142S35.8136S29.10141S35.6
274S52.10144S35.8137S29.11143S35.8
275S52.10138S29.11145S36.10
276S52.10135S29.10134S29.4
277H2.8201S34.8101S34.8202S34.8

踏切・橋梁

踏切数 76(桑名市36・東員町15・いなべ市25)

うち、第一種踏切(遮断機と警報機付) 73、第三種踏切(警報機のみ) 3

全方向踏切警報灯 東員7号踏切

踏切障害物検知装置 東員12号踏切

橋梁数47

山田川橋梁

JR 関西線、近畿日本鉄道名古屋線 跨線橋

辨天川(べんてんがわ)橋梁

嘉例川(かれがわ)橋梁

北勢線を支える縁の下の力持ち

軌道モーターカー

レール運搬車仕様

砕石運搬車仕様

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